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she glass

砂浜で傘をさして足跡を辿った先で
シーグラス、青の軌跡、その胸を鳴らした時

溢れるほどの愛だったから世界は音楽で満たされた
あなたの声の鼓動に合わせて硝子の鳥がいま歌い出す

虹色を待ちきれずに傘を捨て駆け出してゆく
シーグラス、青の奇跡、その胸に飛び込んだ時

溢れるほどの愛だったから世界は音楽で満たされた
あなたの声の鼓動に合わせて硝子の鳥がいま羽ばたいた

旅に出た面影を夢に見られるように
海の欠片、握りしめ目を閉じてみる

夢を見た、あの人の夢
もう一度、会いたくて

溢れるほどの愛だったから支えきれなくて崩れ落ちた
声にできない哀しみだけで世界は音楽に満たされた

いつの日かまたあなたの声を聞くことが出来るのならば
硝子の鳥の囀りのように大切に耳を澄ませよう

旅に出た面影を夢に見られるように
海の欠片、握りしめ目を閉じたけど

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