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silk

降り注ぐ絶望と雪の中、輝いて笑ってる君がいた
どうしても君と生きていきたかった

焼け落ちた教会の瓦礫の下、祈ってる
神様を象ったステンドグラス砕け散る

虹の橋を渡る子供、母親が手を伸ばしても

こんなにも綺麗な空の下で、泣き叫び君を呼ぶ人がいた
どうしても君と生きていきたかった

血を吐いた兵隊は大切な人を想い
大切な人を想う兵隊を撃ち殺した

虹の橋を渡る時、君たちは手を繋いで

こんなにも綺麗な空の下で、息をするのをやめた君がいた
どうしても君と生きていきたかった

空を埋め尽くすように咲いて散りゆく白い花たち
凍えるような光のその先へと手を伸ばして君を探した

息をするように君へ歌おう
それはあまりにも自然なことでどうしようもなく必要なこと

降り注ぐ絶望と雪の中、輝いて笑ってる君がいた
どうしても君と生きていきたかった

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